4月7日 剣道花見 19:30〜21:00

やはり寒い。飲みながらの話。山岡鉄舟公案「五位兼中至」について。
「両刃鉾(ほこ)を交えて避くるを須(もち)いず、攻守還(かえ)りて火裏の蓮(かりのれん)に同じ、宛然(えんぜん)おのずから衝天(しょうてん)の気あり」
解説
相手と刃を交えたならば、その刃を避ける必要はない。火に入ってもしぼまないような
衝天の気迫が自らになければならない。「兼中至」正と偏とが一如に兼ね合わさっている所
、それはどちらかが勝れ、どちらかが劣るというものではなく、正がそのまま偏、偏がそのまま正の世界である。