6月14日高崎弓道場 5段審査

今日は座禅の日だが、6時家を出るため、休み。
高崎弓道場8時半前に着く。カーナビの設定が悪いのか、弓道場の裏側の道に入ってしまい、
大慌て。時間を余裕みてよかった。
番号74番、術科12時始まり、学科2時25分始まり。
4番的(おち前)、結構足がつらい。甲矢は11時にはずした。押手が入り過ぎたか、
乙矢は見事的中、残念ながら1本ではダメ。でもだんだん審査に慣れてきて、落ち着いてひけるようにはなった。審査で1本入ったのは久ぶり。楽に構えて、胸を出さずに、腹を出す感じがつかめれば、大三まで楽に、大三で押手を入れ過ぎず、少し上押しをかけて、左手先行、
10cm位平行にひき大きく肘で引き、右肘を早めに納めて、口割確認。背中を伸ばし、背骨をせばめて着く感じ、重心がかかとでなく少しつま先にかかるよう、左手余裕をもち、左の
肩根を的に伸ばしていく。物見が浅いので、戻らぬように、あごをしめる。押手手首がまがらばいように、的を凝視するのではなく、押手の伸びを感じて、離れ。
まだなんで、ねらっていない時ほど的中するので不安だが、もともと視力が悪く、矢が飛んでいく場所がわからないので、矢痕を無理に追わずに、押手は的方向に、左手は矢筋方向にのびていけば、なんとなく的近辺にはいきそう。そうすればいつか的に入る。2本入ればGOODと
考える。戸田は今回4人ダメだが、皆1本は入っているので、もう5段も近い。
お疲れ、次回は明治神宮弓道場か
今回の学科試験
「射法・射技の基本」について説明しなさい
1. 弓の抵抗力
体力相応の弓力の弓を使用する
肩入れできる限度の1/2の弓の使用を基準
2.基本体型(縦横十文字の規矩と、五重十文字)
自然体が望ましい。(自然体を保持することが肝要)後天的な無理な体型、また偏った体型でない(後天的な悪癖、誤った訓練による偏った楽な姿勢ではない)
縦線は足、腰、背柱、頸椎、を通す線、
横線は三重十文字、両肩、両腕、両肘、両手指の横の線の組み合わせ
五重十文字
1. 弓と矢の十文字
2.押し手の手の内と弓の十文字
3.かけの親指と弦の十文字
4.胸の中筋と(両肩を結ぶ線)両腕の十文字、肩の水平、
肩の前後の出入りを含めて
5.首筋と矢の十文字

3.呼吸(息合い)
 呼吸は生理的な呼吸ではなく、意識の発動に伴って身体の、活動をうながす時に生ずる呼吸の事
 動きの短い動作程、息合いに注意する
4目使い
自己の心を見つめ、場の掌握にある
昔より目の使い方は「雪の目付」「クモの曲尺」など厳しくおしえられる
5.心気の働き
 正しい射を行うには心の安定が必要
弓は射技ばかりでなく、心的な要素が重要視される
 健康、運動の為ではなく、心的な要素によって生活に潤いがでてくる。
本人の意志力をもって自己を統制して情緒の安定をもとめる

「真、善、美」について述べなさい。
 弓道の最高目標が「真、善、美」の探求である。
 心、技(射術)、体(身、体配)が渾然一体となって弓の芸術性を高める。
真は真実の探求、善は心的態度が平常心を失わず、倫理性を追求する(
教養、反省、平和、平等)
美は「真なるもの」、「善なるもの」は美しい
静かな心でリズミカルに動くことはその射礼の美である。
力を用いないで弓を引くところの、射の美しさを目標とする